クエスパトラと歩んだレギュF最後の旅

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こんにちは!シーズン17、皆様お疲れ様でした!

教員をやりながら今作からランクマに取り組んでいるマキノスケと言います。今期、相棒ポケモンのクエスパトラとともに、レギュFで2回目の最終3桁を達成することができましたので簡単にですが記事に残そうと思います。

以下構築の並びです!ここから常体。

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【結果】

TNマキノスケ 最終763位 レート1908

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【構築経緯】

シーズン15でレート2000を達成した際に使っていたクエスパトラが非常に強く、前回記事を出してからも通りが悪くなっているとは余り感じなかったため、今期も同じ型で続投させた。

エスパトラと相性抜群のエナジー持ちのハバタクカミを次に採用。ハバタクカミを中継ぎとしてからの詰めエースとして今回は悪ウーラオスは以前と同様に採用し、今回は炎オーガポンにも抗えるウガツホムラという2パターンを用意した。

悪ウーラオスは前期までで苦戦した受けのフェアリーテラスを破壊する毒テラスどくづき型、ウガツホムラは壁展開や霊獣ランドロス絡み、炎オーガポン軸に抗えるクリアチャーム持ちでサイコファングを覚えさせた型で採用した。

また、初手クエスパトラが不利を取る初手エナジー電磁波ハバタクカミを多少牽制できると思い、霊獣ランドロスを採用。

ここまでで受け系統への対策が甘かったのでふんわり抗えそうなうずしお持ちのアシレーヌを採用し、構築が完成した。

努力値調整は基本的に過去の構築記事を見てこれ良さそうと思ったものをベースに使っているので同じ振り方をされている方がいらっしゃればそれはご容赦ください🙌また、ダメージ計算が誤っていたらDMでこっそり教えてください🙇‍♀️

 

【個体紹介】

①クエスパトラ

持ち物:オボンのみ

特性:かそく

テラス:炎

性格:ひかえめ

努力値:H76 Aー B140 C164 D124 S4

・S→1加速で準速135族抜き

・特化水ラオスのテラス無しすいりゅうれんだ+特化カイリューしんそくがオボンのみ混みで85~106.6%

・特化パワフルハーブブリジュラスのエレクトロビーム耐え

・テラス時、特化ハバタクカミの眼鏡シャドーボールが〜95%

・ルミナコリジョンマジカルシャインがH4振りカイリューに確定1発

・ルミナコリジョンマジカルシャインがH4振りブリジュラスに92.7%〜

技構成:ルミナコリジョン マジカルシャイン テラバースト でんこうせっか

 

対面選出においてこれ以外の型が考えられないくらい私の手に馴染んでいる初手置きポケモン。このポケモンの強さについてはシーズン15に公開した記事クエスパトラとの1ヶ月の物語 - 雲外蒼天〜TNマキノスケ’sブログ〜にたくさん書いてあるので良ければ見てみてほしい。

エスを絶対に初手で倒し切ってやるという相手の意志が今期はより強く、炎ポンやウーラオスが初手からテラスを切って殴ってきたり、初手エナジーカミを出されることが増えたり、前回は頑丈が多かったブリジュラスも耐久に厚い持久力型が増えていたりと、イージーウィンを取れる試合はだいぶ減った感じだがそれでもルミコリからカミに繋ぐという黄金ムーブはよく刺さった。ルミコリを見て悪タイプに引かれることが今期は多かったので何も考えずルミコリ連打はしないようにして、ルミコリ→マジシャのルートをよく選択していた。襷の悪ラオスに引かれた場合にルミコリ→マジシャ→石火のルートが決まる試合が多く、このポケモンの強さには今期もかなり助けられていた。トドロクツキに引かれた場合は勝ち確定演出だしエナジー持ちだと尚更脳汁が出る。シーズン中にYouTuberのくろこさんが同じクエスを動画にしていたのがとても嬉しかった。本当に最高の相棒!!レギュGも頼んだぞ!!

 

②ハバタクカミ

持ち物:ブーストエナジー

特性:こだいかっせい

テラス:水

性格:おくびょう

努力値:H60 Aー B228 C124 D4 S92

・S→ミラー意識で気持ち多めに

・特化カイリューのA-2鋼テラスアイアンヘッドが〜60.8%

・特化水ウーラオスのテラス無しすいりゅうれんだが〜86.9%

・特化アカツキガチグマの無テラスブラッドムーンが〜92.7%(1瞑想の時〜62.3%)

・臆病ハバタクカミのシャドーボールが〜95.6%

・クエスパトラのルミナコリジョンシャドーボールがH4振りカイリューを確定1発

技構成:ドレインキッス シャドーボール めいそう あまえる

 

今期も安定して強かった。後続の起点を作ることができる甘えると自らエースとして動ける瞑想ドレキスのコンボはかなり動かしやすかった。甘えるを物理に打つタイミングで相手がカミに引いてくる場合だけ渋々テラスを切るしかない。ちなみにエナジーカミミラーは今期は相手が最速の時以外ほとんど勝てていたのでSラインはちょうど良かったと思う。このカミも前回の記事と同じ型なのでそちらを見てみてほしい。相手してて一番キツいのが無テラを切ったチョッキアカツキなのはまじでこの熊の化け物がどうかしてる。

 

③ウーラオス(悪)

持ち物:ラムのみ

特性:ふかしのこぶし

テラス:毒

性格:いじっぱり

努力値:H124 A164 B76 C- D4 S140

・S→準速カイリュー抜きポケモン抜き程度

・特化カイリューの無テラス神速が確定3発

・特化パンチグローブ水ラオスの水テラス水流連打が〜94.2%

技構成:あんこくきょうだ ドレインパンチ どくづき つるぎのまい

 

何回悪ラオス擦るんだよって言われそうなくらいひたすら私の構築に入ってくる破壊神。前回使っていた際に何回も妖テラスに虐められたのでそれを咎めるために不意打ちを切って毒づきを採用してみた。ママン構築はエルフーンが出されているか確かめるためにママン対面は初手剣舞から。エルフーン出しならアンコしてくるため一度引き、2サイクル目から毒づきを打ち込んでいく。初手オーロンゲ対面はソウルクラッシュから入られることが多かったので初手から毒テラ毒づきで負荷をかけていく。次のターンはリフレクターなので剣舞をする。

ラオスに死に出ししてくる相手のポケモン(あんこくきょうだが抜群取れるポケモンの多く)は大体妖テラスを切ってきたので1点読みで毒テラ毒づきを打ち込んでいた。妖テラアカツキ、妖テライダイトウ、妖テラチオンなどなど、かなりの受けポケを吹き飛ばしてくれたので使用感は悪くなかった。

状態異常に耐性をつけるラムも相手視点見えない対策になっていてかなり助けてもらった。2桁の猛者との戦いでは悪ラオスとアラブルタケとの対面で剣舞をしてテラス切ったタケに胞子を打たれたが相手視点絶望のラム発動で降参をもらった。不意打ちを打ちたい場面も多かったが、相手から見ても不意打ちをケアしなくては行けないためなんとか誤魔化せる試合も多かった。

 

④ウガツホムラ

特性:こだいかっせい

性格:いじっぱり

持ち物:クリアチャーム

テラスタイプ:みず

技構成:ヒートスタンプ げきりん サイコファング りゅうのまい

努力値:H84 A204 B4 C- D4 S212

・A→余りで最大限高く
・S→+1で最速テツノツツミ抜き

エスやカミが炎オーガポンをかなり呼ぶのでそこに強い顔ができる。1舞でツツミを抜けるため、エルフーンのいないママン構築にもそこそこやれるのが偉いポイント。回復技を切ったため行動回数は限られていたが、アロキュウ展開をサイコファングで止めることができたり1舞後に出されるランドロスの威嚇をクリチャでカットしてヒートスタンプで瀕死にさせたりといろいろと輝く試合が多かった。今回は悪ラオスを襷で使っていないため、素の数値が高く、大体なんでも耐えるウガツホムラをエースとして使うことが多かったが本当に強かった。前期にカミの手動にほんばれからのホムラが結果を残したため、型の誤認も誘えていた気がする。マルスケが潰れたカイリューを逆鱗で吹き飛ばす試合が一番気持ちが良い。

 

⑤霊獣ランドロス

特性:いかく

性格:ようき

持ち物:きあいのタスキ

テラスタイプ:こおり

技構成:じしん テラバースト がんせきふうじ ステルスロック

努力値:H68 A204 B4 C- D4 S228

・S→準速イーユイ抜き抜き

 

エスが初手のエナジーやジャポ持ちの電磁波たたりめカミに無限回泣かされたので電磁波のカット+カミに少しだけ強い顔ができそうなランドロスに白羽の矢が立った。ランドが構築にいないよりは初手カミの選出率は下がり、クエスの役割対象である水ラオスやパオジアンが初手に来てくれることも多かった印象。ランドを見て投げてくるパオジアンはほぼ零度を打ちに来ているため、巻き添えを食らって容赦なくクエスも零度で飛ばされた...が、初手カミに虐められるよりは遥かにマシであった。

このランドの型自体は前期の記事で面白いと思った型をそのまま使わせてもらったが、襷を持っているからこその初手置きの安心感はかなりあった。相手の構築にランドと炎オーガポンとカミが同居している場合にはクエスを初手に出しにくかったので、その時はランド+ホムラ@1(アシレーヌがほとんど)の形で対応していた。相手のランドに氷テラバが刺さる試合もあれば流石にこの型が有名でケアされる試合もあり、イージーウィンを必ずしも取れるかと言えばそうではなかった。だが相手のランドを飛ばしたらほぼ勝利が確定するくらい(炎ポンはホムラで受け、ラオスアシレーヌで受ける)の強さを感じた。初手カイリューにはテラバは打たず、岩石→ステロで場作りした方が無難だった。

 

アシレーヌ

特性:げきりゅう

性格:ずぶとい

持ち物:たべのこし

テラスタイプ:毒

技構成:ムーンフォース サイコノイズ うずしお アンコール

努力値:H252 A- B252 C- D4 S-

 

XのFFのポマヌさんに頂いた色個体。上記の5体ではドヒドなどの受けサイクルに何もできなかったのでスタン系にも出せつつふんわり対策できるポケモンを探していたら行き着いたポケモン

毒テラスを切りつつドヒドをうずしおでキャッチできれば後はネチネチと沈めることができる。鹿の化け物ディンルーにはこちらがテラスを切らなくともディンルー側が毒テラスを切ってくれてうずしお→アンコールでステロマシーンになるパターンが多かった。しかしなんと言ってもうずしおは命中85と戦わなければいけないので、当てなければ苦しい場面で外すことも多く頭を抱えていた。

受けループに対しては、グライオンがかなりキツい。アシレーヌを見てハピラキに引いてくるプレイヤーなのであればうずしおキャッチから逃げ切ることも可能だが上手い受けルーパーはグライオンで居座るから勝率はマイナス寄り。

タイプが優秀なので両ウーラオスに後投げができるのが強く、もっと早くこのポケモンを触っていれば良かったと感じた。ただ、HBに振り切っていても鉢巻カイリューがキツい。なんなんだあのムーミンの化け物。

 

【選出】

①基本選出

エスパトラ+ハバタクカミ+ウーラオスorウガツホムラ

→対スタン構築。炎ポンがいればウガツホムラを出す

②その他選出

ランドロス+ウガツホムラ+アシレーヌ

→相手にランドロスがいたらこちらの選出が安定

・ウーラオス+ウガツホムラ+ハバタクカミ

→対ママンボウ構築。かなり読みを通す必要がある

アシレーヌランドロス+ウーラオス

ドヒドイデやディンルー絡みに出す。アシレーヌによくテラスを切るので、地震の一環を切るランドは出したい。受けループにもこれで出していた。

 

【重いポケモン

・初手エナジー持ちorジャポや襷の電磁波カミ

→クエス視点はテラス切らないとシャドボを受けられないため泣く泣くテラスを切るが、電磁波が飛んで来ることが多いため無駄テラスになることが多かった。加速詰んだクエスは化け物になるため気持ちは分かる。分かるけどやめてほしい...

・鉢巻ポケ全般

カイリューや水ウーラオスのテラス水流、悪ウーラオスのテラス強打、パオジアンのかみくだくなどなど...クエスが粉微塵にされる

・受けループ

→運が良ければ勝てる

 

【最後に】

レギュFでの最終シーズンでまた推しポケのクエスを3桁に連れてくることができ、禁伝解禁前に良い形でシーズン終了することができました!推しポケと戦える、これほど幸せなことってないと思います。

4月は最初の1週間で残業時間が25時間に達してしまい、命の危険を感じたため序盤はほぼ潜れず、中盤からちまちま潜ってシーズン終われればいいやと思っていました。

少し仕事のペースが落ち着いてきたシーズン中盤、久しぶりにランクマを開いたら37000位だったので今期はほぼ諦めつつ少しずつ潜ってみたところ、噛み合いもよく割とすんなり3桁まで上がってくることができたのでそのまま構築を微調整して終盤まで3桁帯で戦うことができました。

デフレシーズンだったのでレート1900ほどで撤退(撤退時は300位くらい)してしまいましたが、今期レート2000を目指す余力は私には残っていなかったのでこれでも十分な結果です。結局4月の残業時間は87時間くらいでしたかね。教員とポケモンを両立するのは当たり前だけど難しいなあって実感しました。他の社会人ポケ勢の皆さんを見ていても、仕事との両立を上手くしながら結果を残されていて本当に凄いなあと思っています。私もまだまだ頑張らなくてはいけませんね。

レギュGでは禁伝が解禁されますが、推しポケのクエスは構築の守り神としてまた共に戦っていきたいと思います! 

長文になりましたがお読みいただきありがとうございました!