クエスパトラと歩んだレギュF最後の旅

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こんにちは!シーズン17、皆様お疲れ様でした!

教員をやりながら今作からランクマに取り組んでいるマキノスケと言います。今期、相棒ポケモンのクエスパトラとともに、レギュFで2回目の最終3桁を達成することができましたので簡単にですが記事に残そうと思います。

以下構築の並びです!ここから常体。

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【結果】

TNマキノスケ 最終763位 レート1908

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【構築経緯】

シーズン15でレート2000を達成した際に使っていたクエスパトラが非常に強く、前回記事を出してからも通りが悪くなっているとは余り感じなかったため、今期も同じ型で続投させた。

エスパトラと相性抜群のエナジー持ちのハバタクカミを次に採用。ハバタクカミを中継ぎとしてからの詰めエースとして今回は悪ウーラオスは以前と同様に採用し、今回は炎オーガポンにも抗えるウガツホムラという2パターンを用意した。

悪ウーラオスは前期までで苦戦した受けのフェアリーテラスを破壊する毒テラスどくづき型、ウガツホムラは壁展開や霊獣ランドロス絡み、炎オーガポン軸に抗えるクリアチャーム持ちでサイコファングを覚えさせた型で採用した。

また、初手クエスパトラが不利を取る初手エナジー電磁波ハバタクカミを多少牽制できると思い、霊獣ランドロスを採用。

ここまでで受け系統への対策が甘かったのでふんわり抗えそうなうずしお持ちのアシレーヌを採用し、構築が完成した。

努力値調整は基本的に過去の構築記事を見てこれ良さそうと思ったものをベースに使っているので同じ振り方をされている方がいらっしゃればそれはご容赦ください🙌また、ダメージ計算が誤っていたらDMでこっそり教えてください🙇‍♀️

 

【個体紹介】

①クエスパトラ

持ち物:オボンのみ

特性:かそく

テラス:炎

性格:ひかえめ

努力値:H76 Aー B140 C164 D124 S4

・S→1加速で準速135族抜き

・特化水ラオスのテラス無しすいりゅうれんだ+特化カイリューしんそくがオボンのみ混みで85~106.6%

・特化パワフルハーブブリジュラスのエレクトロビーム耐え

・テラス時、特化ハバタクカミの眼鏡シャドーボールが〜95%

・ルミナコリジョンマジカルシャインがH4振りカイリューに確定1発

・ルミナコリジョンマジカルシャインがH4振りブリジュラスに92.7%〜

技構成:ルミナコリジョン マジカルシャイン テラバースト でんこうせっか

 

対面選出においてこれ以外の型が考えられないくらい私の手に馴染んでいる初手置きポケモン。このポケモンの強さについてはシーズン15に公開した記事クエスパトラとの1ヶ月の物語 - 雲外蒼天〜TNマキノスケ’sブログ〜にたくさん書いてあるので良ければ見てみてほしい。

エスを絶対に初手で倒し切ってやるという相手の意志が今期はより強く、炎ポンやウーラオスが初手からテラスを切って殴ってきたり、初手エナジーカミを出されることが増えたり、前回は頑丈が多かったブリジュラスも耐久に厚い持久力型が増えていたりと、イージーウィンを取れる試合はだいぶ減った感じだがそれでもルミコリからカミに繋ぐという黄金ムーブはよく刺さった。ルミコリを見て悪タイプに引かれることが今期は多かったので何も考えずルミコリ連打はしないようにして、ルミコリ→マジシャのルートをよく選択していた。襷の悪ラオスに引かれた場合にルミコリ→マジシャ→石火のルートが決まる試合が多く、このポケモンの強さには今期もかなり助けられていた。トドロクツキに引かれた場合は勝ち確定演出だしエナジー持ちだと尚更脳汁が出る。シーズン中にYouTuberのくろこさんが同じクエスを動画にしていたのがとても嬉しかった。本当に最高の相棒!!レギュGも頼んだぞ!!

 

②ハバタクカミ

持ち物:ブーストエナジー

特性:こだいかっせい

テラス:水

性格:おくびょう

努力値:H60 Aー B228 C124 D4 S92

・S→ミラー意識で気持ち多めに

・特化カイリューのA-2鋼テラスアイアンヘッドが〜60.8%

・特化水ウーラオスのテラス無しすいりゅうれんだが〜86.9%

・特化アカツキガチグマの無テラスブラッドムーンが〜92.7%(1瞑想の時〜62.3%)

・臆病ハバタクカミのシャドーボールが〜95.6%

・クエスパトラのルミナコリジョンシャドーボールがH4振りカイリューを確定1発

技構成:ドレインキッス シャドーボール めいそう あまえる

 

今期も安定して強かった。後続の起点を作ることができる甘えると自らエースとして動ける瞑想ドレキスのコンボはかなり動かしやすかった。甘えるを物理に打つタイミングで相手がカミに引いてくる場合だけ渋々テラスを切るしかない。ちなみにエナジーカミミラーは今期は相手が最速の時以外ほとんど勝てていたのでSラインはちょうど良かったと思う。このカミも前回の記事と同じ型なのでそちらを見てみてほしい。相手してて一番キツいのが無テラを切ったチョッキアカツキなのはまじでこの熊の化け物がどうかしてる。

 

③ウーラオス(悪)

持ち物:ラムのみ

特性:ふかしのこぶし

テラス:毒

性格:いじっぱり

努力値:H124 A164 B76 C- D4 S140

・S→準速カイリュー抜きポケモン抜き程度

・特化カイリューの無テラス神速が確定3発

・特化パンチグローブ水ラオスの水テラス水流連打が〜94.2%

技構成:あんこくきょうだ ドレインパンチ どくづき つるぎのまい

 

何回悪ラオス擦るんだよって言われそうなくらいひたすら私の構築に入ってくる破壊神。前回使っていた際に何回も妖テラスに虐められたのでそれを咎めるために不意打ちを切って毒づきを採用してみた。ママン構築はエルフーンが出されているか確かめるためにママン対面は初手剣舞から。エルフーン出しならアンコしてくるため一度引き、2サイクル目から毒づきを打ち込んでいく。初手オーロンゲ対面はソウルクラッシュから入られることが多かったので初手から毒テラ毒づきで負荷をかけていく。次のターンはリフレクターなので剣舞をする。

ラオスに死に出ししてくる相手のポケモン(あんこくきょうだが抜群取れるポケモンの多く)は大体妖テラスを切ってきたので1点読みで毒テラ毒づきを打ち込んでいた。妖テラアカツキ、妖テライダイトウ、妖テラチオンなどなど、かなりの受けポケを吹き飛ばしてくれたので使用感は悪くなかった。

状態異常に耐性をつけるラムも相手視点見えない対策になっていてかなり助けてもらった。2桁の猛者との戦いでは悪ラオスとアラブルタケとの対面で剣舞をしてテラス切ったタケに胞子を打たれたが相手視点絶望のラム発動で降参をもらった。不意打ちを打ちたい場面も多かったが、相手から見ても不意打ちをケアしなくては行けないためなんとか誤魔化せる試合も多かった。

 

④ウガツホムラ

特性:こだいかっせい

性格:いじっぱり

持ち物:クリアチャーム

テラスタイプ:みず

技構成:ヒートスタンプ げきりん サイコファング りゅうのまい

努力値:H84 A204 B4 C- D4 S212

・A→余りで最大限高く
・S→+1で最速テツノツツミ抜き

エスやカミが炎オーガポンをかなり呼ぶのでそこに強い顔ができる。1舞でツツミを抜けるため、エルフーンのいないママン構築にもそこそこやれるのが偉いポイント。回復技を切ったため行動回数は限られていたが、アロキュウ展開をサイコファングで止めることができたり1舞後に出されるランドロスの威嚇をクリチャでカットしてヒートスタンプで瀕死にさせたりといろいろと輝く試合が多かった。今回は悪ラオスを襷で使っていないため、素の数値が高く、大体なんでも耐えるウガツホムラをエースとして使うことが多かったが本当に強かった。前期にカミの手動にほんばれからのホムラが結果を残したため、型の誤認も誘えていた気がする。マルスケが潰れたカイリューを逆鱗で吹き飛ばす試合が一番気持ちが良い。

 

⑤霊獣ランドロス

特性:いかく

性格:ようき

持ち物:きあいのタスキ

テラスタイプ:こおり

技構成:じしん テラバースト がんせきふうじ ステルスロック

努力値:H68 A204 B4 C- D4 S228

・S→準速イーユイ抜き抜き

 

エスが初手のエナジーやジャポ持ちの電磁波たたりめカミに無限回泣かされたので電磁波のカット+カミに少しだけ強い顔ができそうなランドロスに白羽の矢が立った。ランドが構築にいないよりは初手カミの選出率は下がり、クエスの役割対象である水ラオスやパオジアンが初手に来てくれることも多かった印象。ランドを見て投げてくるパオジアンはほぼ零度を打ちに来ているため、巻き添えを食らって容赦なくクエスも零度で飛ばされた...が、初手カミに虐められるよりは遥かにマシであった。

このランドの型自体は前期の記事で面白いと思った型をそのまま使わせてもらったが、襷を持っているからこその初手置きの安心感はかなりあった。相手の構築にランドと炎オーガポンとカミが同居している場合にはクエスを初手に出しにくかったので、その時はランド+ホムラ@1(アシレーヌがほとんど)の形で対応していた。相手のランドに氷テラバが刺さる試合もあれば流石にこの型が有名でケアされる試合もあり、イージーウィンを必ずしも取れるかと言えばそうではなかった。だが相手のランドを飛ばしたらほぼ勝利が確定するくらい(炎ポンはホムラで受け、ラオスアシレーヌで受ける)の強さを感じた。初手カイリューにはテラバは打たず、岩石→ステロで場作りした方が無難だった。

 

アシレーヌ

特性:げきりゅう

性格:ずぶとい

持ち物:たべのこし

テラスタイプ:毒

技構成:ムーンフォース サイコノイズ うずしお アンコール

努力値:H252 A- B252 C- D4 S-

 

XのFFのポマヌさんに頂いた色個体。上記の5体ではドヒドなどの受けサイクルに何もできなかったのでスタン系にも出せつつふんわり対策できるポケモンを探していたら行き着いたポケモン

毒テラスを切りつつドヒドをうずしおでキャッチできれば後はネチネチと沈めることができる。鹿の化け物ディンルーにはこちらがテラスを切らなくともディンルー側が毒テラスを切ってくれてうずしお→アンコールでステロマシーンになるパターンが多かった。しかしなんと言ってもうずしおは命中85と戦わなければいけないので、当てなければ苦しい場面で外すことも多く頭を抱えていた。

受けループに対しては、グライオンがかなりキツい。アシレーヌを見てハピラキに引いてくるプレイヤーなのであればうずしおキャッチから逃げ切ることも可能だが上手い受けルーパーはグライオンで居座るから勝率はマイナス寄り。

タイプが優秀なので両ウーラオスに後投げができるのが強く、もっと早くこのポケモンを触っていれば良かったと感じた。ただ、HBに振り切っていても鉢巻カイリューがキツい。なんなんだあのムーミンの化け物。

 

【選出】

①基本選出

エスパトラ+ハバタクカミ+ウーラオスorウガツホムラ

→対スタン構築。炎ポンがいればウガツホムラを出す

②その他選出

ランドロス+ウガツホムラ+アシレーヌ

→相手にランドロスがいたらこちらの選出が安定

・ウーラオス+ウガツホムラ+ハバタクカミ

→対ママンボウ構築。かなり読みを通す必要がある

アシレーヌランドロス+ウーラオス

ドヒドイデやディンルー絡みに出す。アシレーヌによくテラスを切るので、地震の一環を切るランドは出したい。受けループにもこれで出していた。

 

【重いポケモン

・初手エナジー持ちorジャポや襷の電磁波カミ

→クエス視点はテラス切らないとシャドボを受けられないため泣く泣くテラスを切るが、電磁波が飛んで来ることが多いため無駄テラスになることが多かった。加速詰んだクエスは化け物になるため気持ちは分かる。分かるけどやめてほしい...

・鉢巻ポケ全般

カイリューや水ウーラオスのテラス水流、悪ウーラオスのテラス強打、パオジアンのかみくだくなどなど...クエスが粉微塵にされる

・受けループ

→運が良ければ勝てる

 

【最後に】

レギュFでの最終シーズンでまた推しポケのクエスを3桁に連れてくることができ、禁伝解禁前に良い形でシーズン終了することができました!推しポケと戦える、これほど幸せなことってないと思います。

4月は最初の1週間で残業時間が25時間に達してしまい、命の危険を感じたため序盤はほぼ潜れず、中盤からちまちま潜ってシーズン終われればいいやと思っていました。

少し仕事のペースが落ち着いてきたシーズン中盤、久しぶりにランクマを開いたら37000位だったので今期はほぼ諦めつつ少しずつ潜ってみたところ、噛み合いもよく割とすんなり3桁まで上がってくることができたのでそのまま構築を微調整して終盤まで3桁帯で戦うことができました。

デフレシーズンだったのでレート1900ほどで撤退(撤退時は300位くらい)してしまいましたが、今期レート2000を目指す余力は私には残っていなかったのでこれでも十分な結果です。結局4月の残業時間は87時間くらいでしたかね。教員とポケモンを両立するのは当たり前だけど難しいなあって実感しました。他の社会人ポケ勢の皆さんを見ていても、仕事との両立を上手くしながら結果を残されていて本当に凄いなあと思っています。私もまだまだ頑張らなくてはいけませんね。

レギュGでは禁伝が解禁されますが、推しポケのクエスは構築の守り神としてまた共に戦っていきたいと思います! 

長文になりましたがお読みいただきありがとうございました!

 

 

 

 

 

 

 

 

【S12 最終801位 】雨パ+トリルパ W構築

こんにちは!S12、皆様お疲れ様でした!

普段は教員をやりながらSVから対戦を始め、S1は19万位、S2〜3は6桁と何がなんだか分からないところからスタートしました。

その後、旧Twitterポケモン垢を作り、多くの方にアドバイスを貰い始めて初めて4桁フィニッシュしたのがS4でした。そこからは4桁は行けるけれどなかなか伸び悩み…というシーズンが続きました。

S9でレート1900を達成し、3桁が現実的な目標となったのでレギュD、レギュEはさらに本気で取り組みました。

その結果、今期初めて801位と最終3桁に乗せることができたので思考の整理を兼ねて使っていた並びを紹介していきたいと思います!

なお、構築記事なるものは一切書いたことがありませんので拙い文章になりますがご了承ください🙌

完成度が高いわけではないのでレンタルは出しませんが、もし使ってみたいという方がいればお声がけ下さい。喜んでお貸しします!

並びは↓になります! 以下常体で失礼します。

【結果】

TNあき 最終801位 レート1928

TNマキノスケ 最終1917位 レート1836

【構築経緯】

教員という仕事柄、なかなか帰りも遅くなり、対面構築且つやることが決まっていてサクサクできる構築しか握ることがどうしてもできなかった。

①まず、レギュDでは雨パを使っていたが、4桁上位帯や3桁下位帯で比較的刺さりがよく、私自身の練度もそこそこ高まっていると感じたので今期も雨パを軸に決定した。

②雨パのエースとして特性すいすいのイダイトウ(オス)を採用

③雨降らし要因としてペリッパーを採用

④襷持ちやマルスカイリューが重いのでステロ撒き要員としてドドゲザンを採用。コノヨザルが雨パのテンプレの起点作成としては多い印象だが、コノヨにしなかった理由は後述

⑤雨パでキツイ相手に出す裏選出としてアカツキガチグマの火力に惹かれ、トリルパで運用することを決定

⑥トリル要員として耐久があるクレセリアを採用。挑発やアンコールが嫌だったのでメンタルハーブを持ってもらった

⑦トリルパの初手要員としては行動保証がある(出し負けをある程度カバーできる)ポケモンが必要だと感じたのでクレセリアの三日月の舞で一度頑丈が復活もできる耐久振り岩オーガポンを採用

以上で構築が完成した。

【個体紹介】

①イダイトウ(オス)

持ち物:いのちのたま

特性:すいすい

テラス:フェアリー

性格:いじっぱり

努力値:A252 B44 残りSに全振り 

パオのふいうちを意識してややBに振った。物理ポケモンの攻撃を絶妙に耐えてくれたので振り方は合っていたと思う。

技構成:ウェーブタックル アクアジェット おはかまいり テラバースト

1対3からでもワンチャンで捲れるポテンシャルのある凄い子。個体はFFのヨツバさんから頂いた「くもをみつめる」証が付いた色個体。雨パにぴったりすぎる。

基本的にラス1でおはかまいりを撃っていけばなんとかなる…のだが、前期後半トドロクツキ、悪ラオスがやけに増えてきていて水悪の通りが良くなかった。前期はテラバではなく身代わりを採用していたが、悪タイプを咎めたく今期の中盤からフェアリーテラバに変更した。

これが刺さり数々のトドロクツキ、悪ラオス、チオンジェンあたりを返り討ちにすることができた。身代わりがない関係で困ることもあったがそれ以上のメリットがテラバにはあったと思う。ノマテラのカイリューが減ったことで対カイリューにも無類の強さを誇った。ありがとう。

 

ペリッパー

持ち物:しめったいわ

特性:あめふらし

テラス:鋼

性格:おくびょう

努力値:CSぶっぱ 余りD

技構成:ぼうふう、ウェザーボール、れいとうビーム、こごえるかぜ(追い風と最後まで迷った枠)

雨パお馴染みの雨降らし要員…なのだがこの子が強すぎて2タテ、3タテを決めてしまうことも多々あった。何より冷ビが偉く、最速にしていることでペリッパーを舐めて素で技選択をしてくるカイリューをステロ込みで何体も吹っ飛ばした。4桁の上位からはさすがに冷ビケアでテラス(鋼が多かった)を切られることが多かったので簡単に倒せるカイリューは少なかった。でもかなり荒らせる子。すごい。

身代わりのないブエナのカミにはこごえるかぜを入れさえすればイダイトウで抜くことができる。電磁波麻痺で動けなくてたたりめで突破されることも何度もあったが、S操作技は強かった。

この子は本当に雨パの要と言えるのですごく愛着が湧いた。ありがとう。

 

③ドドゲザン

持ち物:きあいのタスキ

特性:まけんき

テラス:草

性格:いじっぱり

努力値:AS252 余りB

技構成:ステルスロック 電磁波 アイアンヘッド ふいうち

ドゲザンを搭載していない珍しいドドゲザン。前期は襷コノヨを使っていたが雨イダイトウの認知度と共に初手にブエナカミが出てきて電磁波やらムンフォやらしてくることが本当に増えた。コノヨだと岩封でSを下げるかステロを撒くしかできず初手カミが増えてからは前期は本当にきつかった。

コノヨを電気や地面テラスにすることも考えたが受けるためだけにテラスを切るのに躊躇いがあったので初手カミを牽制できるアイへ持ちの襷ドドゲザンを採用した。そのおかげで初手カミは出てくることがほぼなくなった。呼ぶ炎ポケモンには雨パが有利を取れる。

この構築は胞子の一貫が凄まじいので、相手にキノガッサがいる時は必ず初手に来た。草テラスはそこに合わせてだけ切っていた。ドドゲザンを見てカイリューに引かれることも多く、そこに合わせて電磁波を当ててアイへ怯み+麻痺でカイリューを突破したこともあった(不正)1回フィラのみディンルーもアイへで5連怯みさせて突破した(大不正)

受けループに勝つためにギロチンを入れるかは迷ったが外せる技がなかった。受けループは当たったらもうしゃーないと思って割り切っていた。

初手によくラオスアカツキを呼ぶが正直ステロが撒ければペリイダイトウが頑張れるのでステロを優先した。

アカツキはステロ→大地受ける→ふいうちで削る→ペリのウェザボでチョッキ以外は落とせた。ラオスは格闘技もあり、対面は勝てないのでステロ→ふいうち(割と通った)で襷ケアをしていた。

この子も過労死枠。ありがとう。

 

④ガチグマ(アカツキ)

持ち物:シルクのスカーフ

特性:しんがん

テラス:ノーマル

性格:冷静

努力値:H244 C252 余りB

技構成:ブラッドムーン ハイパーボイス だいちのちから しんくうは

裏選出エースの火力お化け。ニュースで熊の被害が話題になっているがこの子がランクマに与えた被害はもっと業が深そう。テラス切られた水オーガポンをノマテラブラッドムーンで吹き飛ばした(多分乱数)時はまじかと思った。

鉢巻以外のラオスのインファは割と耐えるしコノヨの命懸けも耐えるのでよく初手出しもした。後述のクレセリアの三日月の舞で復活させて戦うというのがスタンダードな立ち回り。…だがさすがに初手アカツキは相手も対策してくるようになり、初手に眼鏡イーユイや眼鏡ツツミを出されることが増えた。そうすると裏にも引けないので負け濃厚となってしまうため、終盤は初手は岩ポンに任せていた。

この子はブラッドムーンを連打できない(できたらやばすぎる)のでトリル下での3ターンは本当に気を使った。削れた相手が裏にいてまだ裏にカイリューが残っている場合、ブラッドムーンに合わせて削れた相手を出されてカイリューでトリルを枯らされることも上位帯では普通にされたので、勇気を出してノマテラハイパーボイスを1回目は押すことも多かった。

初手でよくパオジアンとも対面したがノマテラしんくうはで削る→相手が次のしんくうはに合わせて引く所にブラッドムーンを当てる立ち回りをしていた。

中盤から増えた初手のチョッキキラフロルに対しても、だいたい草テラスエナジーボールが飛んでくると経験から分かったのでノマテラブラッドムーンを押していた。目の前見えていなくてごめんなさい。

この子への信頼度は抜群だった。ありがとう。

 

クレセリア

持ち物:メンタルハーブ

特性:ふゆう

テラス:フェアリー

性格:ずぶとい

努力値:HB252 余りD

技構成:ムーンフォース スキルスワップ トリックルーム みかづきのまい

物理相手にはかなり安定したクッションになる。眼鏡イーユイや眼鏡サーフゴー以外なら特殊にも後出しが効く。

抜群の耐久からトリル→みかまいが安定して打ててアカツキや岩ポンを復活させていくのが本当に頼もしかった。メンハがあるので挑発も怖くない。

だが、トリルを貼るタイミングは意外と難しく、カイリュー引きなどで逆に羽で粘られてトリルを枯らされる展開も多かったため、そのカイリュー咎めるためにスキルスワップを入れた。相手は居座ってブラッドムーンでやられるか裏を生贄にするしかなく、有利な展開を押し付けることができた。

カイリューに限らず、トリルのタイミングで受けポケモンが出てくることも多いので一旦様子見のムンフォは割と安定だった。中盤から増えていた襷悪ラオスはみかまいに合わせて剣舞してくるのでトリル後にムンフォでの削りをとにかく入れることを優先事項にしていた。眼鏡イーユイは受けられないので本当にやめてほしい。

火力はないがこの子も本当に強かった。ありがとう。

 

⑥オーガポン(いしずえのめん)

持ち物:いしずえのめん

特性:がんじょう→おもかげやどし

テラス:岩

性格:ようき

努力値:H100 A100 S156 余りB

S→最速ウーラオス抜き HB→できるだけ固く

技構成:つたこんぼう パワーウィップ はたきおとす アンコール

裏選出の初手枠。対水ラオス対面が本当に多かったが最速ラオス抜きまでSを振ったのでパワーウィップをノータイムで押していた。襷ではなく居座ってくる数々の水ラオスを一撃で葬りさる姿はあまりにも頼もしかった。

スカーフラオスだけはとんぼで逃げられてよく一緒に組まれていた眼鏡サーフゴーに引かれたが、叩きを採用しているのでパワーウィップのダメージ+叩きでほとんどのサーフゴーを返り討ちにしていた。次のラオスにはクレセを当てればよい。パワーウィップは最終日8回くらい打ったが8回全部当てた。偉すぎる。

岩ポンが削れたらクレセに引く→トリル→みかまい→アカツキで暴れる→岩ポンと出すとHP満タンの岩ポンを再びトリルが切れた後に使うことができる。この動きが本当に強かった。

アンコールは受けに最低限抗うためとして入れたが、クレセを見て裏のアカツキ対策でトリルとみかまいに合わせて瞑想を積んでくるブエナカミに上から打つことができるのが偉かった。引きを強要してつたこんぼうを押したり叩きを押したりと何でもできた。

この子は特性が偉すぎる。ありがとう。

 

【選出】

①ドドゲザン→ペリッパー→イダイトウ(6割これ)

②オーガポン(アカツキ)→クレセリア→オーガポン(アカツキ)  雨パが出せなそうな時

雨パが出せない→カバ入り、塩入り、ツツミ入り

 

【キツいポケモン

・受けループ(この構築で勝てるわけがない)

・眼鏡イーユイ(この子を誰が受けられるんだ?)

・カバと組まれているモロバレル(トリルが貼れない)

 

【最後に】

書きたいことを書いていたら長々とした文章になってしまいました💦これまで私にたくさんのアドバイスを送って下さったFFの皆様、本当にありがとうございました🙇‍♀️ また、ランクマにおいてFFの皆様にはたくさんの刺激も頂いております。

今回の3桁フィニッシュを期に、次なる目標は3桁を安定させること、そしていつかはレート2000を達成することです。今月は環境もまた後半に動きそうですがやれる限り頑張っていきたいと思います!!

 

 

クエスパトラとの1ヶ月の物語

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"エスパトラドリーム達成!!"

こんにちは!1番上はXのFFのリンゴさんに描いて頂いた私とクエスパトラの素敵なアイコンです✨

さて、まずはシーズン15、皆様お疲れ様でした!貴重な時間を割いて私の記事を見に来て下さりありがとうございます!

普段は教員をやりつつ今作からランクマに取り組んでいるマキノスケと言います。シーズン15にて相棒ポケモンのクエスパトラとともにSVで初めてレート2000を達成することができましたので、自分の振り返りも兼ねて文字に残そうと思います!駄文ですがよろしければお読みください🙇‍♀️

以下構築の並びです↓ ここからは常体で失礼します。

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【結果】

TNマキノスケ 最終491位 レート2005

TNあき 最終689位 レート1978


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【構築経緯】

"相棒のクエスパトラを活躍させてあげたい!!

今期はとにかくここからスタートし、まずクエスパトラの型をどうするか考えた。このポケモンは加速というぶっ壊れ特性を持っているため、よく知られているメジャーな型だと「加速バトン型」「積みエース型」があり、私も以前は起点を作って身代わり瞑想アシストパワーでごり押すクエスパトラを使っていた。

しかし、これらの型は強いが読まれやすいことに加え、やりたい仕事が起点作成からできないと途端にプランが崩壊する危険性を伴っている。上を目指すならばこれは安定性に欠けると考えたところで前期の構築記事を見ていた際に、新ポケモンだとブリジュラスやタケルライコ、アシレーヌなどが多く使われている印象があり、BIG6系統のスタン構築も含めてクエスをタイプで止めてくるのがディンルーとパオジアンくらいしかいなさそうに感じた。したがって、これらのポケモンへの回答さえ持てれば今期はクエスエスパー技の通りが久しぶりに良さそうな環境のように思った。そこで今回はバトン型でも積み型でもない「4ウェポンのアタッカー型」として初手駒として置いて対面的に戦うことにした。

パオジアンは炎テラバーストで見られるとして、鹿の化け物ことディンルーは耐久値が高すぎてクエスのマジシャではどうしようもできないことがまず壁となった。だとするならば、ディンルーをある程度抑制できるポケモンを選出画面で見せつけるのが強いと考えたので圧倒的火力を持つ原種ガチグマを採用した。受けにも睨みを効かせられるのもGood。

これだけでは特殊高火力ポケモンにクエスやガチグマが打ち負けてしまうため、アカツキガチグマなどの特殊高火力ポケモンに睨みを更に効かせるためにテラス込みで特殊相手に1ターンを生み出せる水オーガポンを同時に採用。キノガッサの胞子の一貫を切る目的もあった。

ここまででクエスパトラが出しにくい相手への回答をある程度持てたので、ここからは基本選出を考えていった。

エスパトラの技と相性が抜群のブーストエナジーハバタクカミをまずは採用した。ハバタクカミを中継ぎとして最後に詰めエースを置く動きが強いと思ったので、剣舞から全てを貫ける悪ウーラオスを採用。無視できない数いたママンボウ絡みのサイクルにもガチグマと合わせて強く出られた。

最後に、終盤は環境であまり見なくなったが、序盤から当たると厄介だったイエッサン+テツノカシラ・オオニューラ展開には絶対に負けたくなかったのでランド絡みにも龍舞と合わせて強く出られるアイススピナーを持ったカイリューを補完枠として採用し、構築が完成した。

 

努力値調整は基本的に過去の構築記事を見てこれ良さそうと思ったものをベースに使っているので同じ振り方をされている方がいらっしゃればそれはご容赦ください🙌また、ダメージ計算が誤っていたらDMでこっそり教えてください🙇‍♀️

 

【個体紹介】

エスパトラ 

持ち物:オボンのみ

特性:かそく

テラス:炎

性格:ひかえめ

努力値:H76 Aー B140 C164 D124 S4

・S→1加速で準速135族抜き

・特化水ラオスのテラス無しすいりゅうれんだ+特化カイリューしんそくがオボンのみ混みで85~106.6%

・特化パワフルハーブブリジュラスのエレクトロビーム耐え

・テラス時、特化ハバタクカミの眼鏡シャドーボールが〜95%

・ルミナコリジョンマジカルシャインがH4振りカイリューに確定1発

・ルミナコリジョンマジカルシャインがH4振りブリジュラスに92.7%〜

技構成:ルミナコリジョン マジカルシャイン テラバースト でんこうせっか

強さと可愛さを兼ね備えた最高のポケモン。証は「たよれるあいぼう」ラブボに入った男の子である(だが可愛い)

つよくてかっこいいパオジアン?いーやつよくてかっこよくてかわいいのはクエスパトラしか勝たんよね!

カツカツな耐久値と心許ない攻撃力+今期の使用率90位のいわゆる「マイナー」寄りのポケモンだが、型次第ではかなり盤面を荒らすことができる最高のポケモンあと可愛い。

今期の切り込み隊長として、最強技ルミナコリジョンに加えて主にカイリューや悪ラオス、ブリジュラスに打つマジシャ、ハッサムやパオジアンを焼き払う炎テラバは確定で採用した。ハッサムもパオジアンもいっぱい焼いたしいっぱい切断された。エスの可愛さに免じて許してほしい。炎テラスを切った時にパオのつららで何回も怯んだがこれも可愛いので問題なし。

ルミコリ→マジシャで甘えたカイリューを落とせたり、ルミコリ×2での炎ポンの突破、初手のCSブリジュラスであればルミコリ→マジシャで乱数1発にできるのが偉かった。眼鏡ブリジュラスの流星群はさすがに吹き飛ぶが、ブリジュラス視点余裕がある対面なので流星群は一度しか打たれなかった。アロキュウなどの壁展開もルミコリがあることで割とクエスとカミでごり押すことができる。カミ、炎ポン、パオジアン、悪ラオスハッサム、その他不利対面は裏のことは考えず躊躇わずにテラスを切る。

今期3桁帯で安定できた最も大きな理由

今期の3桁帯の戦いにおいてクエスが大活躍できた理由は4つめの技の電光石火にあると思っている。

特性加速によりS関係を逆転させて打てる先制技は相手の考慮外から襷持ちを沈めることができる。本来なら対面で打ち負けるであろう初手の襷パオ、襷ラオスを数え切れないほど電光石火で葬った。

電光石火は採用率0.2%なので基本ケアされず、3桁上位帯であっても本当にクエスで荒し回ることができた。電光石火を見た後には必ず相手がフリーズしているのが分かった。そしてクエスで1体相手を持っていけばあとはカミラオスで頑張れる試合が多かったのでとにかく数的有利を取ることだけを意識してクエスで立ち回った。

一度だけ、2桁のTNスカーレットがHP1のパオから残飯カイリューに引いて神速でクエスを処理してきた。並び的には再戦ではなかったと思うがあまりに偉いなと感じ、これが最上位勢のプレイングかと戦慄した。

珠や鉢巻の水ラオスのテラス水流や鉢巻カイリューの逆鱗や飛行テラバ、鉢巻パオの噛み砕くに何度もワンパンはされたがそれでも今期の環境にかなり刺さっていたと感じたポケモンだった。バトン型も瞑想型ももちろん強いが、今期はフルアタのクエスが一番環境に噛み合っていたと思う。チョッキアシレーヌなどのチョッキ持ちでクエスを受けてこようとしてくるポケモンをルミコリで押し切る姿は余りにも頼もしかった。とりあえず言いたいのは初手からクリアチャームカイリューで虐めないでほしい。

レート2000チャレの1戦も初手のクエスが水ラオスとアロキュウを突破し、相手のラストにルミコリを入れた後にカミがシャドボでワンパンで勝利を決めてくれた。まさに切り込み隊長の役割を十二分に発揮してくれた対戦だった。

この記事をどれくらいの人が読むかは分からないが、型バレするとおそらく弱いクエスだと思うので次使う時はまた違う型を考えてみたい。

頼れる相棒、ありがとう!本当に輝いていた!

 

ハバタクカミ

持ち物:ブーストエナジー

特性:こだいかっせい

テラス:水

性格:おくびょう

努力値:H60 Aー B228 C124 D4 S92

・S→ミラー意識で気持ち多めに

・特化カイリューのA-2鋼テラスアイアンヘッドが〜60.8%

・特化水ウーラオスのテラス無しすいりゅうれんだが〜86.9%

・特化アカツキガチグマの無テラスブラッドムーンが〜92.7%(1瞑想の時〜62.3%)

・臆病ハバタクカミのシャドーボールが〜95.6%

・クエスパトラのルミナコリジョンシャドーボールがH4振りカイリューを確定1発

技構成:ドレインキッス シャドーボール めいそう あまえる

頼れる中継ぎ枠

自慢の「ひとをしらない」色違いその1

エスパトラと必ずセットで出したポケモン。ルミコリで相手のDを2段階下げてから出す圧力が半端ないので余裕がある時はシャドーボールから入った。

最速のスケショカイリューはクエスの上からスケショ×2で処理してきたがそれでもまだカミが上を取れるため、鋼テラスを切らせたところでシャドボで多くのスケショカイリューを葬った。

基本的に物理には甘える、特殊には瞑想から入ってからドレキスやシャドボを打つことでかなりの相手に打ち勝ってくれた。甘える+ドレキスは相手の後発のオボン電気テラスパオジアンに滅法強く、多くのこの型のパオとの試合で勝ちを拾ってくれた。基本的に2番手に出すが、クエスが1体処理した後に出てくるブエナカミだけはS関係が分からなかったので悪ラオスを2番手に出していた。カミを最速にしてもよかったかもしれない。…が色々考慮するとどうしても耐久値を確保したかったのでこれが限界。

クリアチャーム持ちのカイリューが増えたのは甘えるカミには逆風だったが、3桁の上の方に行くほどスケショ型や鉢巻、ノマテラ型が多かったのでそこまで気にならなかった。後発ブリジュラスは大体アイへを持っているので甘えるから入って瞑想ドレキスをするのが安定だったがそういうブリは電磁波も持っているので結局痺れないことをお祈りする時間が始まった。

 

ウーラオス(悪)

持ち物:きあいのタスキ

特性:ふかしのこぶし

テラス:霊

性格:いじっぱり

努力値:H124 A164 B76 C- D4 S140

・S→準速カイリュー抜きポケモン抜き程度

・特化カイリューの無テラス神速が確定3発

・特化パンチグローブ水ラオスの水テラス水流連打が〜94.2%

技構成:あんこくきょうだ ドレインパンチ ふいうち つるぎのまい

圧倒的な破壊熊その1

頑張ってSVでヘビボに入れた︎︎悪ラオス

ハバタクカミで相手にデバフを掛けた後の剣舞あんこくきょうだは中途半端な耐久なら妖テラでさえも貫く。受け駒の妖テラ(HBゴツメ妖テラ電磁波カイリューやめて…)にはかなり虐められたがそれでも頼れる詰めエースだった。

耐久振りにしているのでかなり絶妙に相手の攻撃を耐えて勝ちを拾ってくれた。カミで相手にノーマルや鋼テラスを強要した後のウーラオスはやはり強い。

中盤から数を増やしていたママンボウ+オーロンゲ構築にそこそこ強く、オーロンゲの猫騙しに合わせて霊テラ剣舞を積めば裏は誰も受からない火力を出すことができた。ママンロンゲ構築の初手鉢巻パオとの対面は難しく技選択に迷ったがほぼ裏に引かれるのでとりあえず一旦暗黒強打を打ち、裏を確認してからガチグマの着地タイミングを図っていった。

基本的にラストに出す枠だが、イーユイ入りにだけはクエス初手置きが怖かったので悪ラオスから様子見で入っていた。ラオスミラーはあまりにも不毛。

 

オーガポン(水)

持ち物:いどのめん

特性:ちょすい→おもかげやどし

テラス:水

性格:ようき

努力値:H156 A60 B108 C- D28 S156

・S→最速ウーラオス抜き

・テラス時特化アカツキガチグマの無テラスブラッドムーンが〜82.2%

・テラス時特化ハバタクカミの妖テラス眼鏡ムーンフォースが〜83.4%

・特化カイリューのスケイルショットが〜97.1%

技構成:つたこんぼう ウッドホーン じゃれつく つるぎのまい

ディンルーとアカツキガチグマを牽制する鬼の子

エスパトラが通しにくいディンルーやアカツキガチグマが最悪初手に来なければいいと思って原種熊と併せて構築に入れたポケモン。この圧力は強く、アカツキガチグマにいたっては再戦以外ではほぼ選出すらされなかった。ちなみに再戦はめちゃくちゃ欠伸アカツキを出された。

エスパトラが身代わり瞑想型と思わせられていたかもしれない。また、欠伸アカツキも原種熊が裏に控えているかと思ったのかほぼ選出されず、伸び伸びと基本選出で戦うことができた。最悪欠伸のないアカツキガチグマはクエスとカミの瞑想ドレキスで見られるので選出されてもどうにかなる。

滅多に選出はしなかったが、ガッサ入りやママンロンゲ構築と受けループには積極的に選出し、出した試合は活躍してくれた。じゃれがあるのでカイリューにも比較的強い顔ができた。

 

ガチグマ

持ち物:かえんだま

特性:こんじょう

テラス:毒

性格:いじっぱり

努力値:H140 A132 B28 C- D44 S172

・S→4振りチオンジェン抜き

・特化パオジアンのつららおとし耐え

・+2からげんきでB補正有りH252 B108までのディンルーは確定1発

技構成:からげんき じしん ドレインパンチ つるぎのまい

圧倒的な破壊熊その2

主に中低速サイクルと受けループに対して選出した。アカツキガチグマが環境に多いが別にこの熊が弱いなんてことはない。

テラスタイプは対受けループを想定しどくびしの回収をカイリューと合わせて行う毒。今の受けループは原種熊を霊テラで対策する余裕がないので噛み砕くやシャドークローは切って場持ちを意識したドレインパンチにした。グライオンには勝てないが、受けループのグライオンはオーガポンを受けるためにドラゴンテラスが多かったのでカイリューで竜舞アイススピナーをしていればグライオンはあまり困らずに見られた。

役割は主に選出画面での圧力で相手の受け駒の選出を渋らせる担当。ドヒドディンルー、チオン絡み、ママンロンゲは一度有利対面を作れば剣舞から全てを貫くことができる。正直受けループだけを相手するなら努力値はASぶっぱでいいと思う。だが今回は前述の低速寄りのサイクルにも出していくガチグマだったので最低限の耐久値は確保せざるを得なかった。これでも火力不足はほぼ感じなかった。

受けループのヘイラッシャに対しては空元気を複数入れないと勝てない&地割れを1回避けなくてはいけないが、ガチグマの圧のおかげで一度も出されていない。受けループはドヒド・グライ・ハピ・クレベから3体という感じの選出ばかりだった。クレベは剣舞空元気が受からず、また、グライオンに関してはガチグマがキツい相手だが後述のカイリューで全て崩していた。

上位のプレイヤーほど受け駒を自信持って選出してくる傾向にあったので(どうせガチグマは受けループにしか出さないんでしょ?という声が聞こえてきた)マッチした順位を見てガチグマを選出するかどうかを決めていた。ちなみにレート1950チャレの時の相手は200位のドヒドディンルー使いだったが普通にどっちも出てきたのでガチグマで剣舞後ディンルーと裏のカイリューを2ターンで沈めてドヒドイデとの対面で降参を貰った。

受け駒と一緒にいる鉢巻パオや眼鏡イーユイ、眼鏡ツツミとガチグマが鉢合わせしてしまうとなんとも言えない非常に悲しい気持ちになる。

 

カイリュー

持ち物:あつぞこブーツ

特性:マルチスケイル

テラス:鋼

性格:ようき

努力値:H116 A180 B4 C- D4 S204

・S→+1で準速135族抜き

・1舞後に出てきた霊獣ランドロス(HD極振り・B4)に+-0のアイススピナーが確定1発

技構成:じしん アイススピナー しんそく りゅうのまい

外す理由がないカイリュー

自慢の「ひとをしらない」色違いその2

前期結果を残したサイコフィールド展開が序盤に流行ったのでその時に対策として入れた型を結局最後まで使い続けた。イエッサン+テツノカシラ展開はクエスのルミコリでイエッサンをごり押した後にカイリュー→カミと出すことで1回も負けていない。エスがイエッサンのワイドフォースを2回耐えるのも偉く、イエッサンを突破する頃にはSが上がりまくったクエス爆誕していた。フワライドバトンはフィールドは枯らせるが素で小さくなるを連打してくるフワライドは最強すぎて無理。

元々スケショ型で使っていたカイリューの型を変えただけなのでテラスはその時の鋼のまま。オオニューラのフェイタルクローを1回カットできるのとテツノカシラのワイドフォースを受けられるので多分正解。テツノカシラのテラスが終盤は地面が多かったのでカイリュー地震警戒でテラスを切らせたところでアイススピナーが噛み合ってしまう試合がいっぱいあった。スタン相手にも基本選出で困ったらとりあえず出しておけばなんやかんや仕事してくれる。ランド絡みに出す時はクリアチャームが欲しいなあと思うこともあったがカイリューマルスケを大事にしてこそという思いがずっとあるので毎回厚底ブーツしか持たせられない。結局カイリューは相手のカイリューとのカイリューミラーが永遠の課題。本当にいくつ型あるんだろうな…

 

【選出】

①基本選出(対BIG6系は全て)

エスパトラ+ハバタクカミ+ウーラオス(ウーラオスから入ることもあるが8割以上これ。一番強い選出)

②ランド入りなどクエスを出したくない時

ウーラオス+ハバタクカミ+カイリュー

ママンボウ入りなどの対受けサイクル

ウーラオス+ガチグマ+オーガポンorカイリュー

④対イエッサンギミック

エスパトラ+カイリュー+ハバタクカミ

⑤対受けループ

ガチグマ+カイリュー+オーガポン

 

【重いポケモン

・鉢巻カイリュー、鉢巻水ラオス、鉢巻パオ

→クエスが一撃で飛ばされるため来たら負けを覚悟するしかない

・受け駒の妖テラ全般

→悪ラオスが止められるポケモンは基本困る

・初手電磁波カミ(ブエナもそうじゃないのも)

→ブエナが発動しないと眼鏡かどうか分からなくて辛い。眼鏡だと思ってテラス切って受けようとしたら電磁波たたりめ飛んでくるし…

・クリアチャームカイリュー

→神速が無ければ悪ラオスで択には持ち込めるが中盤〜終盤にかけて神速持ちが増えてかなりクエスが起点にされて止められた

・こらえるイバンのみイダイトウ

→甘えるカミで勝てない。妖テラが多くて悪ラオスがよく虐められた。

・選出を切った時のキノガッサモロバレル

→眠らされるのを覚悟するしかない

・眼鏡イーユイ・眼鏡テツノツツミ

→眼鏡の圧力が凄まじすぎて選出が歪む

 

【最後に】

"エスパトラドリーム達成!!"(もう一度)

推しポケを構築に入れてのこれまでの自己最高レート(1928)からの更新&レート2000達成は本当に嬉しい気持ちでいっぱいです!普段環境であまり見ないポケモンも型を工夫すれば環境に抗えることがよく分かったシーズンでした!個人的にはマイナー寄りなポケモンを使うなら攻めの型(やりたいことをこちら主導で押し付ける・相手に主導権を極力与えない)のが強いのかなあって今期を通して思いました!ここ2シーズンは3桁タッチすら怪しいレベルだったのですが、今期は序盤中盤と3桁キープできたことで「ん?なんか今期いけてるね?」とクエスと顔を見合わせてクエスと共に最高レートを目指すことを誓いました!

教員という仕事柄、帰りの時間は毎日21時過ぎでしたが根性で次の日の授業を作った後の深夜に潜り続けました!Xで繋がっている多くのFFさんに刺激を頂きながら1ヶ月戦い抜くことができ、本当に感謝です🙏✨初めてシーズン通して3桁帯で戦うことができ、とても良い経験となりました!上位勢のプレイング、本当に勉強になりました!

引き続き、自己最高レートの更新を目標にランクマ頑張っていこうと思います!次からはレート2000からも潜ります!

長文になりましたがお読み下さりありがとうございました!!🙇‍♂️